Tony Wang9 分で読めます東京 vs. 日本全国——ビジネス密度とウェブ普及率を都道府県別にマッピング
東京都は日本のGoogleマップ登録490万件のうち13.1%を占め、ウェブサイト保有率も全国平均57%に対し67%。47都道府県すべてを調査した。
Crawloraの米国Googleビジネスプロフィール調査では、上位5州が全国の全リスティングの35.5%を占め、カリフォルニアではなくテキサス州とニューヨーク州が件数でトップだった。日本についても、最初に浮かぶ仮説はもっと単純だ——世界最大級の都市人口を抱える東京は、米国のどの1州よりもさらに極端に件数を独占しているはずだ、というものだ。CrawloraのGoogleマップデータセットから47都道府県すべての内訳を取得して検証したところ、集中の傾向自体は本物だったが、人口の数字だけから予想されるほど極端ではないことがわかった。
東京の突出したシェア
東京都の645,449件は、大阪府の243,306件の2.6倍以上——データセットの中で1位と2位の差が最も大きい。しかし上位5都道府県(東京、大阪、埼玉、愛知、千葉——いずれも関東・関西の主要都市圏かその周辺)まで視野を広げると、合計で日本全体のリスティングの31.7%(4,912,075件中1,557,449件)を占める。
これは意外な結果だ。東京がどの1都道府県との比較でも圧倒的な人口シェアを持つにもかかわらず、上位5地域全体で見ると、日本の方が米国よりもむしろ地理的な集中度が低い。両方とも真実であり得る——東京は単独の都道府県比較では圧倒的だが、上位の一握りの地域全体で見た日本全体のリスティング分布は、米国よりもわずかに均等なのだ。
47都道府県すべてを表示
| 都道府県 | 件数 | 日本全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 東京 | 645,449 | 13.1% |
| 大阪 | 243,306 | 5.0% |
| 埼玉 | 231,648 | 4.7% |
| 愛知 | 230,579 | 4.7% |
| 千葉 | 206,467 | 4.2% |
| 神奈川 | 202,828 | 4.1% |
| 北海道 | 196,868 | 4.0% |
| 福岡 | 176,180 | 3.6% |
| 兵庫 | 169,547 | 3.5% |
| 静岡 | 136,253 | 2.8% |
| 茨城 | 131,253 | 2.7% |
| 長野 | 116,888 | 2.4% |
| 京都 | 101,145 | 2.1% |
| 岐阜 | 96,494 | 2.0% |
| 広島 | 96,251 | 2.0% |
| 新潟 | 95,409 | 1.9% |
| 福島 | 91,968 | 1.9% |
| 群馬 | 86,499 | 1.8% |
| 栃木 | 84,422 | 1.7% |
| 沖縄 | 84,064 | 1.7% |
| 宮城 | 84,035 | 1.7% |
| 三重 | 80,584 | 1.6% |
| 熊本 | 78,692 | 1.6% |
| 岡山 | 74,250 | 1.5% |
| 鹿児島 | 72,302 | 1.5% |
| 奈良 | 61,725 | 1.3% |
| 岩手 | 61,283 | 1.2% |
| 山口 | 60,816 | 1.2% |
| 長崎 | 60,321 | 1.2% |
| 滋賀 | 58,967 | 1.2% |
| 愛媛 | 58,524 | 1.2% |
| 山形 | 57,655 | 1.2% |
| 青森 | 57,501 | 1.2% |
| 山梨 | 54,086 | 1.1% |
| 富山 | 53,701 | 1.1% |
| 石川 | 52,232 | 1.1% |
| 大分 | 51,457 | 1.0% |
| 宮崎 | 51,244 | 1.0% |
| 和歌山 | 49,045 | 1.0% |
| 秋田 | 48,042 | 1.0% |
| 香川 | 42,810 | 0.9% |
| 佐賀 | 42,690 | 0.9% |
| 福井 | 40,812 | 0.8% |
| 徳島 | 38,802 | 0.8% |
| 島根 | 33,411 | 0.7% |
| 高知 | 31,786 | 0.6% |
| 鳥取 | 27,888 | 0.6% |
ウェブ上の存在感にも地理がある
リスティング件数は一つの軸に過ぎない。ウェブサイト保有率はまた別の軸であり、人口密度と連動して動くわけではない。東京、大阪、そして対照的な2つの非都市圏——北海道(面積・地方色ともに日本最大級)と沖縄(観光依存度の高い非都市圏の島嶼県)——のウェブサイト保有率を、全国平均57.0%と比較した:
東京と大阪はいずれも全国平均を大きく上回っており、「都市部のビジネスほどオンライン化が進んでいる」という単純な説明に合致する。全国平均を3ポイント下回る北海道もこの説明に合致する。ところが沖縄はこのパターンを崩す——北海道と同じく非都市圏でありながら、平均を下回るのではなくほぼ全国平均と一致している。これはおそらく、沖縄の業種構成が観光関連(ホテル、飲食店、ツアー会社など)に偏っており、それらが北海道により多く見られる商業・農業関連の業種よりもウェブサイト保有率が高い傾向にあるためと考えられる。ただし今回の集計では都道府県ごとの業種別内訳までは取得していないため、これは証明済みの結論というより妥当な仮説として扱ってほしい——正直に言えば、「都市か地方か」だけではこのばらつきを完全には説明できない、というのが本当の発見だ。
何を意味するか
日本でローカルSEOやウェブ制作サービスをどこに売り込むか優先順位をつけるなら: 北海道のウェブサイト保有率の低さ(53.8%)は、その相応の登録件数(196,868件、都道府県別で7位)と組み合わさると、「地方」というラベルが示唆するよりも大きく、かつ手薄な市場であることを示している——最大の機会が主要都市圏だけにあると決めつける前に、CrawloraのGoogleマップ APIを都道府県とhas_website=falseで絞り込んで確認する価値がある。
このデータを直接活用したいなら: 本稿のすべての数値は、stateフィールドに対するライブなファセット集計から得られたもので、datasets_google_map_search / datasets_google_map_facets経由でcountry・state・has_websiteという同じパラメータでフィルタできる。エンドポイントの詳細なドキュメントは/docs/google-mapにある。
この比較の米国側を見たいなら: The Google Business Profile Reputation Gapに、本稿の上位5比較の元になった米国51州の完全な内訳がある。
手法とデータについて
本稿のすべての数値は、Crawloraのgoogle-map-businessesデータセットに対するライブなファセット集計(facet=state)から得られたもので、country=Japanで絞り込み、2026年7月20日に取得した。各都道府県のウェブサイト保有率は、has_website=trueと該当するstateフィルタを組み合わせて算出している。このファセット呼び出しは最大50個の個別値を返すが、日本の47都道府県すべてがこの上限内で個別のバケットとして解決された。ほかに、日本のリスティングというよりジオコーディングのノイズと見られるごく少数の海外都市の値(ソウル、釜山)や、全国合計の約0.1%にあたる約3,760件が上位50バケットの外に残る残差も存在する。この残差は都道府県ごとの合計に均等に振り分けるのではなく、未解決の注記として扱っている。
これはある時点でのクロールスナップショットであり、政府による国勢調査ではない——Crawloraのデータセットにインデックスされている内容を測定したものであり、日本国内のすべてのビジネスを検証済みでカウントしたものではない。都道府県ごとの件数は、このクロールにおけるリスティング密度として読むべきであり、権威あるビジネス人口の数値としては扱わないでほしい。集計値のみを公開しており、本稿ではこのデータセットの個別のビジネスレコードは一切公開していない。
日本のGoogleマップデータを都道府県別にクエリする
47都道府県すべてを網羅する490万件以上の日本のリスティング——都道府県、カテゴリ、評価、ウェブサイトの有無で絞り込み可能。1つのREST APIで。
よくある質問
Googleマップのビジネス登録が最も多い日本の都道府県はどこか?
東京都で645,449件——日本全体4,912,075件の13.1%を占め、2位の大阪府(243,306件、5.0%)の2.6倍以上に達する。
日本国内でウェブサイト保有率は地域によって異なるのか?
はい。東京都は67.0%、大阪府は65.7%、全国平均は57.0%、沖縄県は57.1%、北海道は53.8%。単純な都市・地方の二分法では説明できない——非都市圏の沖縄県は全国平均と一致する一方、同じく非都市圏の北海道は平均を下回る。
日本のビジネス分布は、米国の上位州のように一地域に集中しているのか?
やや集中度は低い。日本の上位5都道府県(東京、大阪、埼玉、愛知、千葉)は全Googleマップ登録の31.7%を占めるのに対し、Crawloraの姉妹調査における米国の上位5州(テキサス、ニューヨーク、カリフォルニア、フロリダ、ペンシルベニア)は35.5%を占める。
日本の47都道府県すべてがGoogleマップのビジネスデータに含まれているのか?
はい——日本の47都道府県すべてが、Crawloraのデータセット内で個別の値として登録されている。東京都の645,449件から鳥取県の27,888件まで。全国合計の約0.1%にあたる約3,760件は、返される上位50ファセットバケットの外に残る小さな残差で、ごく少数の海外都市に由来する無視できる程度のジオコーディングノイズも含まれる。